体験記
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2018'
エストニア クラフト紀行 (2人旅)
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7/7
ヘルシンキ経由で夕方タリン着。 太陽が眩しい。
明るくて昼下がりの感じ。
ホテルに落ち着き、疲れているので近くのマーケットへ。
サンドウィッチ&缶ビール、水ボトルを買う。
表示が読めないのでボトルは振ってみるが・・??
缶ビールは勘で決め、いずれもハズレ。
水はガス入り、缶ビールは香料入りノンアルで甘い。初日はずれ。
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プロペラ機だ!
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7/8
タリン旧市街 散策
- ラエコヤ広場のハンディクラフトフェアー(土日開催)
・タルバクンスティヤ 工芸とデザインの博物館
・ロシア聖教
・ラーマトウコイ古書店
など・・・
時間を忘れクラフト本を探したかった。古い絵ハガキを記念に選ぶ。
旧市街の古い石畳の路、地図を頼りに店々を眺めながらの
ぶらぶら歩きで何度も躓きかけた。
中世の魅力に満ちた街並は観光客が多いせいか
民芸品、土産物は高めの価格。
旅の初日は見るだけに。
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◎PM5:30 空港外の集合場所へ
オルストバラ ビリアンディクラフトアカデミーの 2018年クラフトキャンプへ出発。
バス内は友好ムードマックスでちょっと作り笑顔でくたびれる。
乗ってる間編み物をせっせとやっているアメリカ人。 もうクラフトスイッチonなの?
なんだか皆もともと顔見知りのような雰囲気。
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・学校到着
←ドミトリー
名札、書類を受け取り、ドミトリー279号室へ。
窓から1日中、陽が差すむしむし部屋。寒さ対策不要だった。
さあいよいよ1週間のクラフトキャンプスタート。
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・地図を頼りに食堂へ。
・食後そのままウェルカムイベントへ
なんとか自己紹介もOK
夜が明るいので遅くまで続き疲れた〜
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7/9
・8:30 ウォーキングツアー 敷地内施設
説明は早口英語。殆んど分からなかった。
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・10:30~ ワークショップ ピックアップベルト(1日目)
片言で何とか自己紹介。
織図をもとに整経→糸綜絖
→織図通りに大きな木製ナイフの先でピックアップ
ナイフを立て、緯糸を入れて叩く。
糸綜絖を引き上げ次の段をピックアップ・・・・
ナイフが大きくてピックアップが難しい。
・20:30~ プレゼンテーション
疲れ果て、早口英語が耳に心地よくて睡魔におそわれる、
時差ボケ?
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7/10
ワークショップ ピックアップベルト (2日目)
昼食後、のんびり他の教室を見学。戻ってみると皆織り進んでいた。
昨年も参加した人は複雑な模様に挑戦してる。
織教室で。
・20:30~ 映画
睡魔に耐えられそうもないのでスルー
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7/11
セトマバスツアー
・レースメーカー Ulve Kangro
・クリエイティビティセンター Kulli jacobsons
・ランチ
クラフトアカデミーの食堂での朝昼夕食メニューに少々飽きてきたので おいしかった〜!
アコーディオンライブで盛り上がり、フォークCD購入。
・SAATSE ミュージアム&チャーチ
・イングリットカラさんの「セト」フォークコスチュームのお話
ロシア国境越えの道路をバス通過するなど
歴史も感じながらのツアー。
トイレは庭のトイレ小屋(我慢すればよかったな)
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7/12
ワークショップ 緯糸で表すパターンの織
ランチのあと迷い、グルグル敷地を歩き回り教室に戻れず1時間遅刻。
1日で仕上げなくてはならないので焦った。 汗だくになった。
校内はこんなに広い。
4回参加の英国人と。
・20:30~ フォークコスチュームプレゼンテーョン
やはり途中でギブアップ。眠くてそと抜け出す。
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7/13
ワークショップ キヒヌニッティング
昨日の疲れが残り、ニットは出来るところまで
編めればいいかなとのんびり席に着くと、
すでに続きを編み進めている経験者もいて
皆とても熱心で圧倒される。
キヒヌニットのセーター・手袋・靴下の幾何学的な編込み模様を
少しでも理解できればとひるまず始める。
目の作り方が日本式と違い手が抵抗する。
次の段で編始めの端がきれいに目が並んで納得。
休んでいる色糸を奥か手前かで模様に影響・・・・などなど。
リナ先生が優しく1段づつ教えて下さった。
これだけしかできなかった。
・マナーハウスでディナーパーティ&コンサート
エストニアに恋してるひかりさんと。 クラフトキャンプ4回目の今年、初参加の日本人3人。
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7/14
品評会&エンディングセレモニー
修了証をいただきました。
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日本在住の友人ウッラさん、エストニア在住の姉カリンさん、
クラフトアカデミー到着。
一緒にランチを済ませ、ウッラさんの友人ピッラリンさん母娘の車を待つ。
オルストバル → パルヌへ
キャンプ中、晴天続きで暑かったが、パルヌ到着直前大雨に。
雨に濡れた港町を散策。
ヘアマアレストランでキヒヌ旅の好運を願って乾杯。
エストニアのビールの美味しさにやっと出会えた。
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7/15
遅めの朝食後、市内を散歩。
ハンサリンホテル。小さくてかわいいホテルだった。
パルヌ → ムナライド港(フェリー) → キヒヌ島上陸。
港 → 途中焼きたての黒パン(ふわふわ絶品)、
魚の燻製を買い、自家製黒ビールを飲む→
→ 民宿クラガ着
荷を下ろし、キヒヌ博物館へ。
灯台へ。
ピッラリン製やぎのフレッシュチーズ、燻製、黒パン きゅうり、灯台売店で買ったワインの夕食。
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7/16
朝再び博物館へ。
織&編上手のおばあさんに電話をしてもらう。
教会見学。
ロフ・エッラさん訪問。
編棒を素早く動かしながら笑顔で目線はこっち。
織部屋に招き織ってみせてくれる。
織らせてもらうと、古い大きな機は軽く動くのに
打っても緯糸が入っていかず、笑われた。
糸は単糸だったので聞くと手紡ぎだと。
他で見た織&編物は全て機械糸だったから
とても嬉しかった。
10cmほど下さいと頼むと、1ついいよと頂いた。
↑
小管は秋に海辺で穫る植物の茎を使うとのこと。
8本の毛糸を半分に分け、1本ずつ内側に編む紐もやってみせてくれた。
手は止めず、壁の写真を説明。
聖歌隊の一番だったと歌自慢。
今も澄んだ若い声の持ち主。
また会いに来たい。元気でいてほしい。
4人で松林の中のレストランへ。(母娘は海へ)
キヒヌ島のストラップ。
さようならキヒヌ → 港 → パルヌ →(バス)→ タリン → メトロポールスパホテル
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7/17
エストニア人案内によるタリン買物デイツアー
・大型マーケット手芸店で特売のリネン地購入
・小包を郵送
・バルティヤーマトゥルヴ
1階:生鮮市場、苺と黒パン購入(土産用)
菓子店でチョコレート選ぶ。
2階:セカンドハンド・アンティークショップなど。
旧市街へ戻り昼食。
織物作家エレナさんのアトリエ訪問
パワフルな人だ。
タリン郊外の海へドライブ。
市内へ戻りエレナさんと別れ、4人で最後の晩餐。
順調な楽しいエストニア旅だった・・・・
はずが・・・・
帰りの飛行機が突然欠航に!
タリン → ヘルシンキ → 成田
(→キャンセル!)
ヘルシンキ → ローマ → 成田
(行列行列…1泊)
(早朝出発…5時間待ち)
となってしまった。
なんとか無事帰国でした。
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そもそもエストニア旅のきっかけは
今年1月末に「入って見てもいいですか?」とウッラ・マイさんが
突然工房に現れたこと。
近所に住むエストニア人だった。
エストニアに興味がある私の思いを真面目に受け止め
いろいろ調べて夏の里帰りに合わせてスケジュールを組んでくれた。
ウッラさんの責任感の強さと積極さと頭の良さは
ツアーコーディネーター天職かも。感謝!
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